Youtuber国会議員 立花孝志さんの動画をみて思ったこと
短い感想になります。
先月、行われた参議院通常選挙において「NHKから国民を守る党」の立花孝志さんが当選しました。
Youtuber議員として活動し、チャンネル登録者数は40万人、動画の再生数も軒並み数十万回超えなど話題を集めています。
また、最近だとマツコデラックスさんを批判した動画が物議をかましています。
そんな立花議員が本日、こんな動画を投稿しました。
この動画を見て、感じたことを書いていきます。
一つは立花さんの頭の良さです。
少々、論理に強引なところがあったり、飛躍などもありますが
40分弱こんなに説得力を持たせながら、ノーカットで喋り続けられる人はなかなかいません。現に応援コメントや高評価の数も多いです。
Youtubeでこれだけ影響力を持たせて発言できる国会議員が出てくるとは改めて時代の流れを感じます。
二つ目は対立構図を作る巧さです。
既得権益と徹底的に対峙する図を作る巧みさを感じます。
マツコデラックスさんはあくまで既得権益の象徴であり、本当の大きな敵はNHKを中心とする利権なんだと動画の中で説明されています。
そして立花さんはインターネットの力を使って利権をぶっ潰す正義のヒーローである
という巧みな構図の作り方をされています。
インターネットが「正義」で、既存メディアが「悪」という対立構図を明確化させることにより支持者を獲得していると思います。
「古い自民党をぶっ壊す」で選挙に大勝した小泉純一郎元首相のように対立構図を
くっきりさせることにより支持をしやすいようにしています。
先行きが見えず閉塞感が漂う日本社会においてこのような手法は支持を拡大しやすいと感じます。
立花さんが日本社会を立ち直す救世主になるのか、否か
ますます今後の動向に注目していきたいです。